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ロータリーとは
ロータリー:変化をもたらす
四つのテスト
言行はこれに照らしてから
1.真実かどうか
2.みんなに公平か
3.好意と友情を深めるか
4.みんなの為になるかどうか
ロータリーについて
ロータリーは、人道的な奉仕を行い、あらゆる職業において高度の道徳的水準を守ることを奨励し、かつ世界における親善と平和の確立に寄与することを目指した、事業及び専門職務に携わる指導者が世界的に結び合った団体です。
ロータリークラブの会員は地域社会の事業及専門職務の男性及び女性の代表者から成り立っています。世界中のロータリークラブは毎週会合します。政治、宗教とは無関係で、あらゆる文化、民族、信条に門戸を開いています。
ロータリーの主たる目的は地域社会、職場と世界中での奉仕です。ロータリアンは児童の危機、貧困、飢餓、環境、低識字率、暴力など現代の最も危機的な多くの問題に対応するための地域社会奉仕プロジェクトを開発しています。さらに教育の機会、学生、教師その他専門職務の人たちの国際交換留学、職業訓練、研修開発など新世代に対するプログラムを支援しています。
ロータリークラブは夫々、奉仕プログラムを自主的に策定していますが、地球上からのポリオ撲滅キャンペーンには世界中のロータリアンが一致団結して参加しています。世界中の子供に予防接種のためロータリアンは1980年代に既に2億4000万USドル募金しました。ロータリー創設100周年記念の2005年を世界中のポリオ撲滅宣言の目標として定め、ほぼ達成しましたが残念ながら完全撲滅にはいたりませんでした。現在ビル・ゲイツ財団とともに2億USドル募金を集め、ポリオ完全撲滅に向けてロータリーは世界中のポリオ感染諸国の全国一斉予防接種デーの実施支援のために多数のボランティア集団を動員し活動を続けています。
国際ロータリーの「ロータリー財団」は非営利団体であり国際的な人道的奉仕プログラム及び教育的、文化的な国際交換プログラムを通じて国際理解を推進しています。この財団はロータリアン及びよりよき世界のビジョンを共有している人達の自発的な寄付金だけで支えられています。1947年の創設以来、財団は11億USドル以上の人道的、教育的補助金を拠出しました。これら補助金は全て現地のロータリークラブ及び地区が提唱したプロジェクトに対して拠出され実施されています。
ロータリーの理念
ロータリーは人道的な奉仕を行い、あらゆる職業において高度の道徳的水準を守ることを奨励し、かつ世界における親善と平和の確立に寄与することを目指した、事業および専門職務に 携わる指導者が世界的に結び合った団体である。
ロータリーの目的
ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある。
具体的には、次の各項を奨励することにある。
1. 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること。
2. 職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、
  社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること。
3. ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、
  日々、奉仕の理念を実践すること。
4. 奉仕の理念に結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること。
ロータリーの活動
ロータリーの五大奉仕部門は、本ロータリークラブの活動の哲学的および実際的な規準である。
〈クラブ奉仕〉
奉仕の第一部門であるクラブ奉仕は、本クラブの機能を充実させるために、
クラブ内で会員が取るべき行動に関わるものである。
〈職業奉仕〉
奉仕の第二部門である職業奉仕は、事業および専門職務の道徳的水準を高め、
品位ある業務はすべて尊重されるべきであるという認識を深め、
あらゆる職業に携わる中で奉仕の理念を実践していくという目的を持つものである。
会員の役割には、ロータリーの理念に従って自分自身を律し、事業を行うこと、
そして自己の職業上の手腕を社会の問題やニーズに役立てるために、
クラブが開発したプロジェクトに応えることが含まれる。
〈社会奉仕〉
奉仕の第三部門である社会奉仕は、クラブの所在地域または行政区域内に居住する人々の
生活の質を高めるために、時には他と協力しながら、会員が行うさまざまな取り組みから成るものである。
〈国際奉仕〉
奉仕の第四部門である国際奉仕は、書物などを読むことや通信を通じて、
さらには、他国の人々を助けることを目的としたクラブのあらゆる活動やプロジェクトに協力することを通じて、
他国の人々とその文化や慣習、功績、願い、問題に対する認識を培うことによって、
国際理解、親善、平和を推進するために、会員が行う活動から成るものである。
〈青少年奉仕〉
奉仕の第五部門である青少年奉仕は、指導力養成活動、社会奉仕プロジェクトおよび
国際奉仕プロジェクトへの参加、世界平和と異文化の理解を深め育む交換プログラムを通じて、
青少年ならびに若者によって、好ましい変化がもたらされることを認識するものである。
ロータリーの誕生
20世紀初頭のシカゴの街は、著しい社会経済の発展の陰で、商業道徳の欠如が目につくようになっていました。ちょうどそのころ、シカゴに事務所を構えていた青年弁護士ポール・ハリスは、この風潮に堪えかね、友人3人と語らって、お互いに信頼のできる公正な取引をし、仕事上の付き合いがそのまま親友関係にまで発展するような仲間を増やしたい、という趣旨でロータリークラブという会合を考えました。
こうして1905年2月23日にロータリークラブの原点となるシカゴロータリークラブが誕生しました。
ロータリーとは、会員が持ち回りで順番に、集会を各自の事務所で開いたことから名付けられました。
それからは志を同じくするクラブが、つぎつぎ各地に生まれ、国境を越えて、今では世界166ヶ国の地域に広がり、クラブ数 33,049、会員総数 1,228,810人(2008年5月31日 RI公式発表)に達しています。そして、これら世界中のクラブの連合体を国際ロータリーと称します。
このように、歴史的に見ても、ロータリーとは職業倫理を重んずる実業人、専門職業人の集まりなのです。その組織が地球の隅々にまで拡大するにつれて、ロータリーは世界に眼を開いて、幅広い奉仕活動を求められるようになり、現在は多方面にわたって多大の貢献をしています。
日本におけるロータリークラブのはじまり
日本最初のロータリークラブは、1920(大正9)年10月20日に創立された東京ロータリークラブで、翌1921年4月1日に世界で855番目のクラブとして、国際ロータリーに加盟が承認されました。
その後、日本のロータリーは、第2次世界大戦の余波で1940年に国際ロータリーから脱退、しかし戦後1949年3月になって、再び復帰加盟します。
その後の日本におけるロータリーの拡大発展は目覚しいものがあり、ロータリー財団への貢献も抜群で、今や国際ロータリーにおける日本の地位は不動のものになりました。現在、日本全体でのクラブ数は2,310クラブ、会員数は95,631人(2008年7月末現在)となっています。